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2021年秋の旅 北陸富山・新潟観光列車に乗る

2021年9月19日(日)


 新幹線の出発時間まで駅構内にある「糸魚川ジオステーション ジオパル」に立ち寄ってきました。北陸新幹線開業に合わせて登場した施設。館内は観光案内所「ジオパーク観光インフォメーションセンター」、プラレールや広大で本格的なジオラマが展示されている「ジオラマ鉄道模型ステーション」、大糸線で活躍していた「キハ52-156」やトワイライトエクスプレスのモックアップがある「キハ52待合室」で構成されています。

ジオラマ鉄道模型ステーション
プラレールジオラマ

ジオラマは2つあります
こちらはNゲージのジオラマ
北陸本線沿線の風景が再現されているそうです

HOゲージのジオラマ
こちらは大糸線沿線を再現
写真右側には糸魚川駅にかつてあったレンガ車庫

183系の方向幕、DD51形Oゲージ・Nゲージ模型
いずれもご厚意で借り受け・寄贈されて展示されているものです

沿線の駅名標やサボが展示されていました

こちらはグッズ販売
 「キハ52待合室」へ。日によってはシャッターが開けられ「キハ52」が室外に引き出されるのですが、残念ながら私が訪問した日は出庫日ではありませんでした。それでも車内は開放、一方の先頭部前には大型スクリーンに大糸線と思われる前面展望映像が流されていました。

キハ52-156

本来はキハ52の正面に行くことはできませんが
超広角レンズで撮影して無理やり歪み補正しています

キハ52の車内

キハ52の車内

大糸線運賃表
現役時に使用されていた備品類の一部はそのまま残されています

運転席の先は大糸線と思われる前面展望がモニタに流されていました

車両の脇にはヘッドマークが展示されていました
 トワイライトエクスプレス再現車両は、客車の最端部にあった展望A個室スイートと食堂車の一部を再現。一部の備品は実際にトワイライトエクスプレスで使用されていたものをJR西日本から譲り受けているそうです。

トワイライトエクスプレス再現車両

展望A個室ロイヤルの再現

食堂車を再現したもの

糸魚川駅南口(アルプス口)
駅前にはレンガ車庫が再現されていて、一番左側からは日によって屋内展示されているキハ52が外に引き出されます
 アルプス口駅舎前には国内最後の産業用蒸気機関車「SLくろひめ号」が展示されています。これはかつて糸魚川駅の握側にあった東洋活性白土株式会社横町工場から、油の精製などに使う粘土鉱物からなる「白土」と呼ばれるものを運び出すために使われていた蒸気機関車だそうです。工場は1982年に閉鎖され、フォッサマグナミュージアムに展示されていましたが、修復され2020年にこの場所に移設されたとのことです。

 上越妙高駅には13:59に到着。ホテルの送迎バスは14:05発なので速足でバスが待つ西口バス乗り場へ。この日、「アパ&リゾート上越妙高」に宿泊しようと思ったのは近くで開催されている「APA ILLUMINATION2021 by TOOMO」というイベントで花火が打ち上げられるから。元はといえば、今回の旅行の計画はこのホテルに宿泊することから始まり、周辺の観光列車に乗ろうと、だんだん旅の行程が膨らんでいった次第。結果、3泊4日の旅となったわけです。

アパ&リゾート上越妙高
 夕食はバイキングのプランもありましたが、一昨日の宇奈月グランドホテルでもバイキングでしたし、バイキングだといつも食べすぎて後悔を繰り返す大人になれない私なので、この日はコース料理のプランを選択。

レギュラーフレンチコース

アパ社長ビール
マンゴーの風味香るビール(奥さん談)

南瓜のスープ

前菜3種盛り合わせ

鮮魚のカルパッチョ
鮮魚の上には妙高に古くから伝わる「かんずり」という辛味噌(?)のような香辛料がかかっている

村上牛カタサンカク・くびき和牛うちももの炭火ステーキ盛り合わせ

デザート
 花火の打上げは20:00なので、18:00から食事を始めれば十分間に合うだろうと思っていました。しかし、コース料理などめったに口にすることがない私は考えが甘かった。料理、一品ごとの提供がゆっくりしていて、食事が終了したのは1時間40分後の19:40。ホテルから会場までは約10分。カメラや三脚の準備をしてから出発では到底間に合わない。そこでホテルから会場へ行く途中にある「@PARK」と呼ばれる建物近くに三脚を置くと、ちょうど20時。花火の打上げが始まりました。花火は2〜3分ほどであっという間に終了。その後はイルミネーション会場へ行ってひと回りしてきました。

@PARKの建物の後方から打ち上がる花火

噴水ショーとチャペルの組み合わせ

イルミネーションのなかには流れ落ちる滝に「鉄拳」さんが描いた流れ落ちるパラパラ漫画のアニメーションが投影された作品がありました
9月19日の旅の行程
出発駅 到着駅 使用列車
上越妙高
10:19
糸魚川
13:16
えちごトキめきリゾート雪月花
ET122形1000番台2両
糸魚川行き
糸魚川
13:47
上越妙高
13:59
E7計12両
はくたか564号 東京行き

2021年9月20日(月・祝)


 旅の4日目、最終日。この日はゆっくりホテルに滞在。11:00の送迎バスで上越妙高駅へ。予定では送迎バスの上越妙高駅到着は11:50だったのですが、実際には11:40前に到着。万一、バスが遅れた時のため、帰りの新幹線は13:00発を予約しておいてのですが、結果としては12:00発でも間に合いました。元々、30%引きの「お先にトクだ値」を購入していたので、乗車変更すると割高になってしまうため、そのまま13:00発の列車に乗車。待ち時間は駅構内にあるおみやげ屋さんに立ち寄ったり、駅で過ごしました。

アパ&リゾート上越妙高の客室からの眺め

旅の締めは「はくたか562号」
 今回の旅はちょうど台風の接近に重なるような旅のスケジュールだったため、心配しましたが結果的にはその影響をほとんど受けることなく過ごせたのが何よりもよかった。
9月19日の旅の行程
出発駅 到着駅 使用列車
上越妙高
13:00
上野
14:46
E7計12両
はくたか562号 東京行き

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