2022年夏 WEST EXPRESS 銀河で行く出雲の旅

出雲市駅には9:31に到着。ここでツアーはいったん解散、以降は帰りの集合時間までフリーとなります。この日は一畑電車に乗って出雲大社前駅へ。出雲大社前駅にはレンタサイクルがあり、これを利用して旧大社駅、稲佐の浜、出雲大社、島根ワイナリーを巡りました。
電鉄出雲駅
電鉄出雲市駅から出雲大社前駅まではデハニ50形をイメージした一畑電車2100系2101編成に乗車
2100系の車内
旧大社駅
旧大社駅は一畑電車の出雲大社前駅から南へ約1㎞の場所にあり、かつては出雲市駅から大社駅まで旧国鉄大社線が結んでいたそうです。JR西日本が引き継ぎ、1990（平成2）年に大社線は廃線となり大社駅も廃止されました。
旧大社駅の駅舎は2021年から2025年まで修繕工事中のため工事囲いに覆われていて見ることはできず

向かって左側は改札口跡向かって右側の建物は公衆トイレ
改札口は有人改札がずらりと並んでいましたかなり多くの乗客が利用していた駅だったのようです
駅舎の裏側はホーム跡があり、こちらは駅舎修繕中でも見学することができます
ホーム跡には蒸気機関車が展示されていました

D51-774
私が訪問した日は塗装されてそれほど時間も経過していなかったため、とてもきれいな状態でした炭水車には「D51塗装事業　荒木小学校3年生　令和3年10月6日」という表記がありました
機関室にも入ることができます

ホーム跡には駅看板と使用されていたものと思われる木製の看板が駅名の表記はなく、表裏の両面とも同じ内容の名所案内が表記していました
稲佐の浜
レンタサイクルがあるので少し遠出して稲佐の浜へ

稲佐の浜へ訪問した理由は出雲大社の最奥にある素鷲社にある「お清めの砂」をいただくため。「お清めの砂」をいただくには稲佐の浜の砂を持参し、「お清めの砂」が入った木箱に稲佐の砂を入れて同量の砂（お清めの砂）をいただくというものです。
出雲大社
出雲大社拝殿
素鷲社
島根ワイナリー
出雲大社を参拝後、出雲大社近くのご縁横丁で休憩。せっかくなので出雲名物のぜんざいを。夏場で暑かったので冷たいぜんざいをいただきました。　その後は自転車で約15分走り、島根ワイナリーへ。ワイナリーあるあるの試飲コーナーがあり、奥さんは陽気になりべろんべろんに(^^;)。おみやげワインを7,000円も買わされました(^^;)。

デハニ50形・52号車の車内見学
島根ワイナリーのレストランで島根牛と出雲そばのセットをいただき、出雲大社駅へ戻る。ここからこの日の宿がある松江しんじ湖温泉駅まで一畑電車で移動。わずかな待ち時間を利用して駅前に展示されている「日本最古級の電車『デハニ50形・52号車』」を見学しました。
デハニ50形は1928～1929年に製造された一畑電車のオリジナル車両。 2009年に引退しましたが、2010年に公開された映画「RAILWAYS」で主人公が運転する車両に抜擢。映画の公開に合わせて、この場所に展示されることになったそうです。過去（2012年）に訪れたことがあり、約10年ぶりの再会です。

車内の様子引退時はお座敷列車に回送されていましたが、映画に使用されるにあたりロングシートに復元されたそうです。
運転席	運転席後方の壁には鉄道友の会による「エバーグリーン賞」を受賞記念エンブレムが掲出されていました
上の銘鈑には「日本車輌会社　昭和3年製造」下に銘鈑には「ナニワ工機　昭和31年改造」という表記があります
一畑電車に乗って、この日、宿泊するホテル一畑へ。とても大きなホテルでしたが平日だったためか、大浴場もレストランも混雑なし。ツインルームも広くてゆったり。奥さんも満足していたようです。
松江しんじ湖温泉に到着
松江しんじ湖温泉駅舎
この日の宿は松江しんじ湖温泉駅前にある「ホテル一畑」

ホテル一畑は宍道湖に面していて宍道湖側の客室からであれば宍道湖に沈む夕陽などが見られるそうですが、私たちの客室は宍道湖とは反対側。それでも眼前には松江しんじ湖温泉駅が一望というトレインビュー客室で、これはこれでよし。
○ブログ「列車とともに・こぼれ話」では、こちらで書ききれなかった話題をご紹介しています。ぜひご覧ください。１．一畑電車「WEST EXPRESS 銀河」オリジナルデザイン1日フリー乗車券２．多彩なキャッシュレス対応～一畑電車の自動券売機～３．多彩なカラーリング＆車内装飾～一畑電車7000系～