2019年秋　東武・野岩・会津鉄道で行く会津花火観覧の旅

　旅の2日目、この日はそのまま帰ってもいいのですが、花火＆電車めぐりに付き合ってくれている奥さんにご褒美。もう1泊して、おいしいごはんと温泉を楽しんでもらおうという予定です。

　喜多方を出発する前に、昨日実現できなかった喜多方ラーメンをいただくことに。喜多方では「朝ラー」と言って、朝から開店しているラーメン店があります。立ち寄ったのはホテル近くの「塩川屋」というお店。喜多方ラーメンの特徴は醤油味がベースだそうですが、このお店の一番人気は「潮ラーメン」。シジミをベースにしたあっさり塩味で、朝に食べるのはもってこいのようです。奥さんは潮ラーメン、私は熟成しょうゆラーメンを注文し、シェアしました。

宿泊した「喜多方グリーンホテル」

喜多方駅

朝ラーした「塩川屋」

潮ラーメン（左）と熟成しょうゆラーメン

喜多方駅にて

サボによる行き先表示

　喜多方駅を8:31発の会津若松駅に乗車。会津若松駅からは「お座トロ展望列車」に乗りました。5年前にも乗車した「お座トロ展望列車」は、お座敷車両、トロッコ車両、展望車両の3両編成で運行していましたが、その後、お座敷車両が引退。展望車両の一部がお座敷化され、現在は2両編成で運転されています。会津若松駅を9:30に出発するので、それほど混雑はしないかと予想していましたが、ここでもツアー客が湯野上温泉駅まで乗車していて車内は満席でした。

トロッコ車「AT-351」

展望お座敷車「AT-401」

お座敷車の車内

トロッコ車の車内

展望お座敷車の一角にはグッズ販売や郵便ポストを設置

トロッコ車の天井にはプロジェクターを設置

一部のトンネルではプロジェクタから映像が流されます

　会津田島駅で乗り換え。乗車したのは6050系。かつては快速列車として、浅草駅から会津田島駅まで直通運転されていましたが、「特急リバティ」に置き換えられ、現在は南栗橋駅以北で運用されています。外観は同じで、東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道所属車両がありますが、私たちが乗車したのは3編成しかない野岩鉄道車両でした。

会津田島駅にて
会津浪漫花号から新藤原行き6050系に乗り換え

乗車した6050系は野岩鉄道所属

　野岩鉄道の上三依塩原温泉口駅で下車。この日宿泊するのは塩原温泉にある「かんぽの宿」。上三依塩原温泉口駅から塩原温泉バスターミナルまで、那須塩原市地域バス「ゆーばす」で向かいます。

上三依塩原温泉口駅

那須塩原市地域バス「ゆーバス」

塩原温泉バスターミナルに到着したのは14時前。宿のチェックインは15時からなので、バスターミナル近くの「塩原もの語り館」にあるレストランで遅めの昼食したり、周辺を歩いたり、足湯に入るなどして時間を過ごしました。

塩原温泉バスターミナル近くにある「塩原もの語り館」の目の前にある「紅の吊り橋」

昼食は塩原もの語り館2階のレストラン洋燈の
「もの語り文豪御膳」

塩原もの語り館の脇には足湯があります

かんぽの宿塩原

　15時を過ぎてかんぽの宿に連絡し、バスターミナルからの送迎を依頼。10分もしないうちに送迎車がやってきたのですが、ホテルまでの道は大渋滞しているらしい。普段であれば宿まで10分もかからないのですが、40分以上もかかってしまいました。原因は数キロ先での交通事故のようで、宿に到着した16時過ぎの段階で宿にはまだほとんど客がチェックインしていなかったそうです。

夕食は「名湯味めぐりプラン」

前菜

舞茸釜飯

台物　おすすめ牛すき焼き・鍋野菜

台物　おすすめ牛すき焼き・鍋野菜

御造里　刺身盛合せ

焼物　鰆杉坂焼

煮物　南瓜万頭・茄子・里芋・青味・もみじ人参
止椀　けんちん汁

揚物　チーズおかき・野菜天ぷら

デザート　チーズスフレロールケーキ・フルーツ添え

朝食バイキング

11月3日の旅で乗車した列車の記録

出発駅		到着駅	使用列車
喜多方 8:31	～	会津若松 8:49	キハ47・48系2両普通会津若松行き
会津若松 9:30	～	会津田島 10:59	会津浪漫花号 AT-351+AT401 会津田島行き
会津田島 11:37	～	上三依塩原温泉口 12:23	野岩鉄道6050系100番台2両新藤原行き
上三依塩原温泉口 13:05	～	塩原温泉ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙ 13:30	那須塩原市地域バスゆーばす

○ブログ「列車とともに・こぼれ話」では、こちらで書ききれなかった話題をご紹介しています。ぜひご覧ください。
１．「ノラと皇女と野良猫ハート」ラッピングされたお座トロ展望列車
２．会津若松駅で「TRAN SUITE 四季島」に出会う