平成１６年　８月２３日（月）
　旅行３日目は稚内、ノシャップ岬、宗谷岬を巡ります。
まずは稚内ロープウェイに乗り稚内公園へ。公園内にある「開基百年記念塔」という展望台へ。ロープウェイを降りてからもずっと上り坂で結構大変。横を通る車や観光バスがうらやましい。

　記念塔の１・２階には稚内・樺太に関する資料館となっております。展望台は高さ80ｍを一気にエレベータで上っていきます。天気は晴天！　雨男の僕でもたまにはこういうことがあるんですっ！　遙か彼方の利尻・礼文島もはっきり見ることができました。

　展望台を降りてさらに稚内公園内を散策。氷雪の門、九人の乙女の碑、樺太犬供養塔など定番の記念碑を巡り、ノシャップ岬へ。
　　　稚内ロープウェイ
ちなみに「タロ号、ジロ号」と
いう名前が付いているそうです
開基百年記念塔
開基百年記念塔から見る稚内港を見る　遙か先には宗谷岬が
礼文島　　写真だとはっきりわかりませんねぇ
こちらは利尻島　利尻富士がはっきり・くっきり
　　　　　氷雪の門
樺太への望郷の念と樺太で亡くなった日本人の慰霊のために建てられたもの。この遙か先にサハリンがあるそうです。
稚内公園へ
ノシャップ岬〜日本最北端の温泉へ
　稚内公園から戻り、稚内郵便局前にあるバス停からノシャップ岬へ。ノシャップ岬へは約15分おきにバスが出ているので便利。

　岬付近は風も強く、白波も立っています。太陽が照りつけ、意外と暑かったので、この風は心地いい〜。

　しばし、日本海と利尻富士を眺めた後は日本最北端の日帰り温泉へ。しかし、日帰り温泉へ行くためのバスがまだ１時間くらいあるので、近くにあったノシャップ寒流水族館で時間をつぶすことにしました。
ノシャップ寒流水族館と稚内灯台(右)
日本最北端の日帰り温泉「童夢」は600円
湯量は毎分約50リットルと少なく、当然ながら循環ですが、自噴しているそうです。
ノシャップ岬、恵山泊漁港公演から見る利尻富士
待望の日本最北端　宗谷岬
　　日本最北端の地についに到着
平日ですが多くの人で賑わってました
　　　　　　　祈りの塔
大韓航空機撃墜事件で亡くなった人々の慰霊と世界恒久平和を祈り建てられた塔
　日帰り温泉でゆっくりした後はいったんバスで南稚内まで戻り、宗谷岬行き(正確には大岬行き)バスに乗り換え、日本最北端の地を目指します。宗谷岬へ行くバスはちょうど全ての席が埋まる程度の混雑。ほとんどの人が観光客と見えます。

　バスに乗り約40分、宗谷岬へ到着。ほとんどの人がバスを降りましたが、僕はまだ乗ったまま。その訳は日本最北端の郵便局へ行くため。やっぱり郵便局員であれば見ておかなければいけないでしょう。
　宗谷岬バス停から２個目のバス停(バス停名忘れた・・・)目の前にある宗谷岬郵便局がありました。
　郵便局の中に入ると貯金の窓口で業務中の男性がひとり。そして奥から局長さんらしき女性が出てきました。
　局長さんらしき女性に「最北端の記念台紙みたいのはありますか？」と聞きますが、そのようなものは特にないとの回答。葉書を１枚購入し、風景印を押してもらうことにしました。そして、窓口の傍らには「宗谷旅紀行」という５枚セットの絵入り葉書を発見。ひとまず購入することにしました。

　宗谷岬から稚内に戻るバスの出発時間の都合で、宗谷岬の滞在時間は約30分。そのうえ、僕は宗谷岬郵便局に立ち寄った関係でさらに滞在時間は少なくなっています。
　駆け足で宗谷岬へ戻り周辺を散策。日本最北端到着証明書(100円)を購入し、時計をみるとバス出発の３分前。このバスに乗り遅れると次のバスは２時間半後。急いで、バス停へ戻ります。
　もう少しゆったりしたかった・・・。
本日の宿は旭川のサウナで
　稚内駅に戻った僕は17:15発の各駅列車の乗り日本最北端の地をあとにし、途中の名寄駅で乗換え、23:17に旭川に到着。

　本日の宿泊は旭川の駅から右方向に進み約10分の所にあるサウナ「オスパー」というところ。あまり広い場所ではありませんが、2,050円で泊まれるのなら贅沢は言えません。仮眠室にはパイプベッドがあり、熟睡できました。
本日のお会計
コインロッカー　　　　　　　200
稚内ロープウェイ　　　　　　240
開基百年記念塔入場券　　　　400
ノシャップ行バス　　　　　　210
水族館入場料　　　　　　　　400
稚内温泉行バス　　　　　　　190
南稚内行バス　　　　　　　　470
宗谷岬バス(往復)　　　　　2,540
宗谷岬郵便局でのお買い物　　400
日本最北端到着証明書　　　　100
食事代　　　　　　　　　　　508
サウナ(宿泊)　　　　　　　2,050

　　小　計　　　　　　　　7,708

　　累　計　　　　　　　 28,309

　　（おみやげ代を除く）