第84回土浦全国花火競技大会

スターマインの部
スターマインの部は打上げの順番が個人的に興味深かった。No.58は大曲の創造花火の部で優勝したイケブン。ひとつ置いてNo.60が伊勢神宮のスターマインの部で優勝したマルゴー。いずれも時間差変化を取り入れた構成での競演。　No.69は齊木煙火本店、No.70は紅屋青木煙火店、No.71は野村花火工業と、大御所が並びました。齊木煙火本店の「平和への願い」は、地上付近の小型煙火も上空に開花する花火もすべてが虹色の鮮やかな色彩は齊木ワールド。アップテンポで瞬きも許さないスターマインが特色の紅屋青木煙火店ですが、今年の「Emotions（エモーションズ）」は予想よりもスローな印象で、良い意味で期待を裏切った作品でした。野村花火工業の「ノスタルジア～あの日の森へ～」は、幻想イルミネーションや光の波紋で使用している緑と青が交互に時間差点滅する「野村ブルー」が全面的に多用された構成。この3つのスターマインには震えました。　No.80の和火屋「光の旋律」と、No.81の田熊化工「さわやかな花火」はいずれも千輪を多用した同じような構成が続きましたが、千輪の色づかいが和火屋がどちらかというと暗めの星に対し、田熊化工は明るめの星づかいで、両社とも特徴を出していました。No.81の山崎煙火製造所「The Rose」は大曲と同じくバラの型物花火が珍しく、オンリーワンの花火と言えるでしょう。　No.91アルプス煙火工業「全速力でかけぬけろ」は、運動会を見立てたプログラム。BGMには運動会で生徒が紅組と白組の戦いを実況するようなナレーションが加わっていて、磯谷煙火が大曲などで出品した「ドラマチック花火」を見ているような気分。No.92の高田花火工業は、虹色の星に時間差変化と、現在のトレンドを組み入れて見応えのあるものだったのが印象に残りました。
No.10　星空のワルツ芳賀火工	No.18　鼓動～魂の叫び筑北火工堀米煙火店
No.27　森の薫り、木立の夕べ丸玉屋小勝煙火店	No.28　光と影山内煙火店
No.36　日本の鼓動加藤煙火	No.37　クリスマス・イブファイアート神奈川
No.47　紅華～紅の世界～新潟煙火工業	No.59　薩摩華焔歌劇団第一幕「戀焦」太洋花火
No.60　追憶マルゴー	No.69　平和への願い齊木煙火本店
No.70　Emotions（エモーションズ）紅屋青木煙火店	No.71　ノスタルジア～あの日の森へ～野村花火工業
No.80　光の旋律和火屋	No.81　さわやかな花火田熊火工
No.82　The Rose 山崎煙火製造所	No.91　全力でかけぬけろ！！アルプス煙火工業
No.92　悠久を照らす輝高田花火工業	No.93　光と闇のレクイエム菊屋小幡花火店

大会提供花火
これまで最大8号玉だった大会提供花火「土浦花火づくし」に、今年は10号玉が加わりました。
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくじ」
大会提供エンディング花火　7号玉84発	大会提供エンディング花火　7号玉84発
大会提供エンディング花火　7号玉84発	大会提供エンディング花火　7号玉84発
大会提供エンディング花火　7号玉84発	大会提供エンディング花火　7号玉84発
打止めは20:40頃。いつもであれば一目散に歩き、土浦駅には21:20くらいに到着。ここ数年は駅前でそれほど待たずに、すんなりと改札を通過できていたのですが、今年は途中のコンビニでトイレタイム。土浦駅に到着したのは少し遅れて21:45頃、すでに駅周辺は大渋滞。ここまで激しい混雑だったのはあまり記憶がない。いつものとおり駅のロータリーに入る前にペデストリアンデッキに上って駅構内に入ろうとしたのですが、待てども待てども行列が進む気配がない。15分並んで行列が動いたのが1回だけ。進んだのは10mそこそこ。こんなんじゃ、駅構内に入れるのはいつになることやら…。ここまで行列が動かないと当日中に自宅に帰れるかも心配になってくる。この混雑、毎年のことなのだろうか？　それとも今年、土浦駅西口は工事中で、これまでとは動線が異なったことにより混雑が激しくなったのかはわかりません。　結局、駅構内には入れたのは行列に並んでから1時間後の22:45頃。乗車したのは22:58発の我孫子駅行き。終電の1本前の列車だったことを後で知りました。私の後方にも多くの観覧客が行列を作っていましたが、果たしてどれだけの人が後続の列車に乗れたのだろう。相当、積み残しが発生したのではないかな？　土浦駅に到着するのがあと15分遅かったら、もしかしたら終電者にすら乗れなかったのではないか？　そう考えていると鳥肌が立ってしまいました。

スターマインの部
スターマインの部は打上げの順番が個人的に興味深かった。No.58は大曲の創造花火の部で優勝したイケブン。ひとつ置いてNo.60が伊勢神宮のスターマインの部で優勝したマルゴー。いずれも時間差変化を取り入れた構成での競演。　No.69は齊木煙火本店、No.70は紅屋青木煙火店、No.71は野村花火工業と、大御所が並びました。齊木煙火本店の「平和への願い」は、地上付近の小型煙火も上空に開花する花火もすべてが虹色の鮮やかな色彩は齊木ワールド。アップテンポで瞬きも許さないスターマインが特色の紅屋青木煙火店ですが、今年の「Emotions（エモーションズ）」は予想よりもスローな印象で、良い意味で期待を裏切った作品でした。野村花火工業の「ノスタルジア～あの日の森へ～」は、幻想イルミネーションや光の波紋で使用している緑と青が交互に時間差点滅する「野村ブルー」が全面的に多用された構成。この3つのスターマインには震えました。　No.80の和火屋「光の旋律」と、No.81の田熊化工「さわやかな花火」はいずれも千輪を多用した同じような構成が続きましたが、千輪の色づかいが和火屋がどちらかというと暗めの星に対し、田熊化工は明るめの星づかいで、両社とも特徴を出していました。No.81の山崎煙火製造所「The Rose」は大曲と同じくバラの型物花火が珍しく、オンリーワンの花火と言えるでしょう。　No.91アルプス煙火工業「全速力でかけぬけろ」は、運動会を見立てたプログラム。BGMには運動会で生徒が紅組と白組の戦いを実況するようなナレーションが加わっていて、磯谷煙火が大曲などで出品した「ドラマチック花火」を見ているような気分。No.92の高田花火工業は、虹色の星に時間差変化と、現在のトレンドを組み入れて見応えのあるものだったのが印象に残りました。
No.10　星空のワルツ芳賀火工	No.18　鼓動～魂の叫び筑北火工堀米煙火店
No.27　森の薫り、木立の夕べ丸玉屋小勝煙火店	No.28　光と影山内煙火店
No.36　日本の鼓動加藤煙火	No.37　クリスマス・イブファイアート神奈川
No.47　紅華～紅の世界～新潟煙火工業	No.59　薩摩華焔歌劇団第一幕「戀焦」太洋花火
No.60　追憶マルゴー	No.69　平和への願い齊木煙火本店
No.70　Emotions（エモーションズ）紅屋青木煙火店	No.71　ノスタルジア～あの日の森へ～野村花火工業
No.80　光の旋律和火屋	No.81　さわやかな花火田熊火工
No.82　The Rose 山崎煙火製造所	No.91　全力でかけぬけろ！！アルプス煙火工業
No.92　悠久を照らす輝高田花火工業	No.93　光と闇のレクイエム菊屋小幡花火店