平成１７年５月２８日（土）

　今年も大宮総合車両センター)旧大宮工場)にやってきました。今回は大宮総合車両センター１１０周年記念でもあるそうです。

　今回は次世代試験車両のＡＣトレインの展示、すでに宇都宮線、高崎線から撤退した１１５系の試乗会が目玉といったところでしょうか？

例年は豪華寝台特急「夢空間」が展示されていた場所に今回はＡＣトレインが展示されていました。これまでもあちこちの鉄道まつりで展示をされていましたが、今回はすべての車両の内部を見学できました。

こちらは、台車の組み立て実演。たしか鎌倉総合車両センターでの台車組み立て実演では１０３系の台車を組み立てていましたが、こちらでは１１５系と２０５系の実演が行われていました。
上の写真は１１５系を組み立てているところ。

台車枠へバネを取り受け

台車枠を運搬

慎重に車輪に取り付け…

ボルト・ネジを取り付け完成

こちらは、電気機関車の車体運搬実演。東京総合車両センターでは山手線の車体運搬実演が例年行われていますが、電気機関車の車体運搬実演はおそらく初めてかも…

先日、山手線から撤退したウグイス色の２０５系(左)は、カラーリングを変えたり、前面の形状を変えるなど、各使用路線にあわせた改造が行われ、全国各地に活躍の場所を移しています。
ちなみに右の写真は、おそらく京葉線で使用するため改造されているところでしょう。

Ｅ２３１系との置き換えが完了し、宇都宮線、高崎線から撤退した１１５系の試乗会が行われました。おそらく、首都圏内で湘南色の 115系に乗車できるのはこれが最後になりそうです。

こちらは大宮車両センター内に保存されている機関車類の一部です。左の[DD51 842]は、お召し列車も牽引したことがあり、今日は国旗を掲出しての展示でした。