　本当は明日以降と思っていたのですが、時間があるので引き続き中尊寺へ行くことにしました。いったん一ノ関まで戻り、今度はそこからバスで中尊寺へ。

　歴史については全く疎い私ですので、中尊寺に関する歴史等は全くわかりませんが、中尊寺金色堂はふるさと切手にもなっていましたよね。発売当初は何の興味もありませんでしたが、こうして実際に来てみると何枚か買っておけばよかったかなあなんて思ったりします

　パンフレットによると金色堂は中尊寺創建当初から残る唯一の建物であり、国宝の第１号だそうです。

　一面に金箔の金色堂。圧倒されます。残念ながら金色堂内は撮影禁止。ぜひとも記録にとどめておきたかったのですが残念です・・・。

　　讃衡蔵(さんこうぞう)
中尊寺の国宝・重要文化財が一堂に集められています。宝物殿といったところでしょうか

　厳美渓・中尊寺と巡り、本日の宿、台温泉の「滝の湯旅館」へ。台温泉は花巻温泉郷の奥まったところにあるこぢんまりした温泉街です。

　到着したのは午後６時半ころ。すでに食事が用意されており別室に案内されます。食事がまた豪華！
お刺身、エビの塩ゆで２尾、焼き魚、煮物、そして前沢牛(たぶん)等々。１泊6,000円のコースで予約していたはずなのですが、間違えてもっと高額な料金のコースを予約してしまったかなあと思うくらい。

　お風呂は透明ですがわずかに硫黄臭があるお湯。ぬるめでゆっくり入っていられます。

　翌日は宿の近くにある「精華の湯」という日帰り専用温泉施設へ。滝の湯旅館とは泉質が異なるようで、硫黄臭が強く、ちょっとしょっぱい味がしたような気がします。少し熱めのお湯。源泉はなんと96℃だそうです。

　宿に戻り、出発のために会計を。領収書を見ると、6 ,000円＋消費税＋入湯税で6,450円。よかった、間違えて予約していなかったか・・・。
　あれだけの食事、お風呂、部屋(布団の上げ下ろしもしていただいちゃいました)でこの値段なら絶対お得といえるでしょう。

　　　　　　　　　滝の湯旅館の外観と入口
家庭的な宿で浴室へ行く途中では子供とおばあちゃんの声が漏れていました。

　今日は特にどこにも立ち寄ることもなく、ひたすら東京を目指します。各駅列車限定としていながらも、花巻～一ノ関を新幹線を使ったり、郡山からは臨時に延長運転していた「快速フェアウェイ」に乗ったりして少しリッチな旅となりました。

　　快速フェアウェイ号

本来は新宿～黒磯間の運行していますが、夏休み等は会津若松まで延長運転されています。全車指定席なので、別途指定席を購入する必要がありますが、各駅列車限定のきっぷでも乗車できます。