平成２１年１１月２３日(月)

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ミュージックスターマイン(信州煙火)

今や、長野えびす講煙火大会の代名詞にもなりつつあるプログラムが「ミュージックスターマイン」という音楽に乗せて打ち上げられるワイドスターマイン。長野えびす講煙火大会は、信州煙火工業(株)と(株)紅屋青木煙火店の2つの花火業者が担当していますが、各業者がひとつずつミュージックスターマインを披露。今回も合計2つのミュージックスターマインが打ち上げられました。 　信州煙火によるミュージックスターマインは、ミッション：インポッシブルのテーマソングに合わせ、花火が打ち上げられていく展開。ちょうど私が座っていた観覧場所の目の前、花火打上会場の右側半分以上を使用してのワイドスターマインでした。 　あらかじめカメラを縦長でセットしておいたのですが、全く左右が収まりきらないため、横長に変更。花火打上げ会場に並ぶ屋台と組み合わせて花火を撮影しようと思っていたのですが、あわててカメラをセットし直したため、屋台を外したまま撮影してしまいました。 　使用していたレンズは35ミリ換算で18ミリの超広角レンズを使用していたのですが、それでも収まりきらないワイドスターマイン。地上付近では様々な扇状のスターマインが絶え間なく打ち上げられ、頭上ではカラフルな牡丹を中心に、こちらも絶え間なく開き続きました。迫力ある花火を見させてもらいました。

ミュージックスターマイン(青木煙火)

花火打上げ中に流れていた曲名は不明。前半は花火打上会場の右手から花火の打上げが始まります。落下傘花火を使用したり、打上のペースも信州煙火工業のそれに比較すると穏やかなスタートでした。しかし打上げも後半になると、これまでとは一転。会場右端から打ち上がる花火が徐々に左側に移動。これまで花火が打上げられていた場所の範囲を超え、さらに左へ。ついには花火打上会場の左端まで達してしまいました。 　その後は打上会場全体から冠菊の一斉打ちが繰り返され、クライマックスに突入。35ミリ換算で18ミリの広角レンズで収まらないばかりか、視界にもその全体が収まりきらないほどの超ワイドスターマイン。打上げ中、そして打上げ終了後もしばらくの間、しばらくボーッと空を眺めて何も考えることができず茫然自失。この感触、初めて長岡大花火大会の「フェニックス」を見終わった後に味わって以来かもしれません。

まだ3回しか見たことのない「長野えびす講煙火大会」ですが、今回のミュージックスターマインは過去2回のそれを凌ぐものと感じています。前年より打上数が1,500発増えたとのことですが、その大半が両者のミュージックスターマインに注がれたものではないかと思えるくらいでした。 　花火打止はPM8:00頃。花火終了後は会場出入り口付近の堤防が若干混雑していましたが、5分程度で脱出。長野駅に至る歩道も混雑はなく歩くことができました。長野駅にはPM8:40頃に到着。この時間であればPM8:59発の長野新幹線に乗車することができましたが、私は事前にJR東日本のインターネットサービスである、えきねっと限定の「トクだ値20」によりPM9:40発の長野新幹線の指定席を購入していましたのでPM8:59発の新幹線は見送り、駅構内の待合室で時間をつぶし、所定の新幹線で帰宅しました。

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