２０２４年２月１０日(土)

2024年初の花火は「横浜スパークリングトワイライト2023」。2023年度の夏から冬にかけて合計8回の実施が予定されていて、すでに6回が開催済み。2024年2月10日が7回目の開催となります。花火の打上げ場所は新港ふ頭と大さん橋の2か所で、開催日によりいずれか1か所、または2か所同時打上げとなっています。花火打上げは5分なのでなかなか足が向かいませんでしたが、この日は2か所同時打上げということもあり、観覧に出かけることにしました。 　打上げ時間5分といえども定番の撮影地となりそうな場所はそこそこ早い時間に到着しておかなければならないようで、今回は手軽に観覧できそうな山下ふ頭へ向かうことにしました。

石川町駅

副名称に「元町・中華街」

下車したのはJR根岸線の石川町駅。「元町・中華街」という副名称が付されているのをこの日初めて知りました。Wikipediaで調べてみると、副名称がが採用されたのは2016年とのことで、同じ駅前がある「みなとみらい線」が開業した2004年のずっと後のこと。みなとみらい線開業後は石川町駅の利用者も減少したそうで「石川町駅からも元町・中華街近いよ」というアピールかしら。確かに駅から山下ふ頭へ歩いていた途中には、元町や中華街の看板も多くあり、特に中華街は春節の初日ということもあってか、周辺は賑やかな音が漏れ聞こえてきました。

GUNDAM FACTORY YOKOHAMA

ガンダムがDOCK内から歩いて外に出てきたところ

観覧を予定していた山下ふ頭は2020年に開業した「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」があるものの、公式webサイトには営業時間外の山下ふ頭エリアへの立入りは禁止されているとの記述がある。花火の打上げは20:00～20:05、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の営業終了時刻は20:00ですが、終了してから即座に山下ふ頭エリアが閉鎖されるとも考えにくい。また、山下ふ頭エリアは「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の来場者以外は入場できないのではないかという一抹の不安がありましたが、そういったこともなく山下ふ頭には19時過ぎに無事到着。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」内に設置されているガンダムの機体は敷地外からも見ることができ、花火打ち上げを待つ間にはガンダムが動き出す実演も実施され退屈しませんでした。

今回、山下ふ頭から観覧しようと思ったのは空いているからという他に、目前には氷川丸、遠くには横浜ランドマークタワーやヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、横浜コスモワールドの観覧車（コスモクロック21）など、横浜みなとみらいを象徴する建物と花火を組み合わせて撮影できるのではないかと考えたこと。しかし、実際に花火が打ち上がってみると、それらの建物と花火の間にはかなり離れている。また、2か所の花火の打上げ場所も予想していたよりも左右に離れていて、それぞれが小さく、花火をメインにしたいのか、夜景をメインにしたいのか、どっちつかずの仕上がりとなってしまいました。周辺で三脚を立てている人が皆無だったのも頷けるような、今回は観覧場所の選定ミスという結果となりました。