宇都宮ライトレール「ライトライン見学会＋」

芳賀・宇都宮LRT（ライトライン）の開業日である2023年8月26日を控えた6月10日、路面電車の日に合わせ、宇都宮ライトレール車両基地で「ライトライン見学会＋（プラス）」が開催されました。　宇都宮といえば自宅から片道2時間以上あり、時間もお金（電車賃）もそれなりにかかるので訪問は諦めていたのですが、この日、宇都宮界隈では他にも鉄道イベントがあることを知る。「東武宇都宮線1日フリー乗車券の配布」と「ベリーハッピートレインの運行開始」です。特に「東武宇都宮線1日フリー乗車券」は東武線の栃木駅～東武宇都宮駅間が無料になるため、実質、栃木駅までの運賃で宇都宮に行くことができるし、都合3つの鉄道ネタを体験できるのであればコスパもよさそうと「ライトライン見学会＋」を訪問することにしました。
東武宇都宮線1日フリー乗車券
ベリーハッピートレイン
東武スカイツリーライン・東武日光線と乗継ぎ、栃木駅に到着していったん下車。「東武宇都宮線1日フリー乗車券」をもらい、東武宇都宮行きの列車を待っていると、やってきたのは「ベリーハッピートレイン」。1編成のみのラッピング電車に待ち時間なく出会うことができて運がよかった。　東武宇都宮駅からJR宇都宮駅まで歩いて、東口からバスに乗って会場の最寄りのバス停である「陽東桜が丘東」で降りて約5分。会場である宇都宮線ライトレール車両基地に到着です。
ライトライン見学会の会場である「宇都宮ライトレール車両基地」

イベントの内容は、車両見学会、グッズ直売会、制服お披露目式、子ども制服試着会と、決して規模は大きくなく、会場内も混雑とは無縁でしたが、運行開始前の車両や車内、運転席まで間近で見ることができたほか、制服お披露目式は他の鉄道会社のイベントではなかなか見られないもの。しかも運転士や技術スタッフの制服が公開されるのはこの日が初めてとのことで、開業前の鉄道会社ならではのイベントとも言え、満足感は高く、訪問してよかったと感じました。
会場内の屋外だけでも10編成以上のHU300形が展示この日は非公開でしたが、奥の検修庫内にも数編成が確認できました


写真の右側の線路には洗車機が
車内も公開クロスシートを基本に扉部付近にある優先席はロングシート
運転席も撮影＆着席OKでした
運転席後方の案内ディスプレイ
13:00からは制服お披露目会を実施
車両基地に隣接する平石電停ではライトライン乗り方教室が行われていました
ライトライン乗り方教室は事前申込み制だったようです
宇都宮へは「うつのみや花火大会」でしか訪問する機会がほとんどない私。今年の花火大会には開業に間に合いませんので、初乗車は来年になってしまうでしょうか…。最寄りの電停になるであろう「ゆいの杜西」まで約1.5㎞と十分な徒歩圏内。宇都宮駅までのアクセス手段に機能していただければという期待の一方、宇都宮駅からのシャトルバスがLRTの開業後にどう変化するのかも気になります。
○ブログ「列車とともに・こぼれ話」では、こちらで書ききれなかった話題をご紹介しています。ぜひご覧ください。１．東武宇都宮線1日フリー乗車券２．20400型ベリーハッピートレイン一般運行初列車に乗車３．ベリーハッピトレインの車内４．宇都宮ライトレール宇都宮駅東口電停付近を観察５．宇都宮駅構内に疎開留置中の651系を目撃６．東武動物公園駅で8000系団体専用列車を目撃