2022うつのみや花火大会

２０２２年８月１４日(日)

　台風接近の影響で1日順延して日曜日開催となった2022年のうつのみや花火大会。今年は他の多くの花火大会と同じく、公式の観覧場所は地元住民枠以外は全エリア有料席。チケットも販売当日か翌日には売り切れてしまい、入手できず。そこで今回は会場から約1.2㎞離れた田園から観覧。往復とも宇都宮駅東口から関東自動車柳田車庫までの臨時直通バスを利用しました。

　宇都宮駅には17時少し前に到着。バス乗り場へ行ってみるとバスが止まっていて、ちょうど乗客が乗り込んでいるところ。バス待ちの行列もなく乗り込み、しかも座ることができました。

宇都宮駅東口から柳田車庫へ向かう臨時バス
うつのみやLRTの道床と停留場
　バスが走る鬼怒通りは前回訪問した3年前にはなかった宇都宮ライトレールの道床が埋設されていて、一部には線路も敷かれていました。調べてみると運行開始は2023年8月頃とのこと。来年のうつのみや花火にギリギリ間に合うかどうかですが、会場の最寄りの駅「ゆいの杜西」から約1.5㎞と遠くはない。最短で6分間隔運転、1編成の定員は150人とバスの3倍程度ですので、単純計算で2分間隔で臨時バスが運行されているのと同じ感覚。渋滞もないので劇的にアクセスの向上が期待できます。
　往きは渋滞なく約20分で柳田車庫に到着。予定していた田園地帯に向かってみると、車が数台駐車している状況でまだガラガラ。観覧場所も選び放題と思っていましたが、道路は車が2台ギリギリすれ違い出来るくらいの幅。そのうち約半分は車が駐車するわけなので、残り半分の道幅を車が往来することになる。つまり道路上に三脚を置いていると車が通れなくなるのです。道路と畑の間は水路があるので観覧場所にはなれず、三脚が置けるのは畑への出入口・あぜ道の部分だけであり、意外と観覧できる場所が限られていることを現地に来て初めて知ることになりました。ひとまず観覧場所を確保。その後、車は次々とやってきて、私が到着してから約30分後の18時過ぎには、道路の片側は完全に車で埋め尽くされました。

　会場の音声はかすかに聞こえるものの、何を言っているのかはわからず。位置関係はちょうど会場から見て真裏といった感じか。若干向かい風気味でしたが、左手前に向かっての風なので煙に包まれることはなく、まずまずの環境で観覧できました。

　プログラムは3年前と同じく3部構成。花火業者も須永花火田島煙火工場、丸玉屋小勝煙火店、マルゴーと3年前と同じ顔ぶれで、各部をそれぞれの花火師が打上げを担当したのではないかと思われます。第1部の前に「選出園児の『花火の絵』打ち揚げ」、第1部と第2部の間に「ことだま花火」、第2部と第3部の間に「国体花火～いちご一絵で思いをつなぐ雷都の火～」というプログラムがありましたが、これらは小規模。会場外からの観覧のため状況はわかりませんが、国体花火に至っては何かトラブルで打上げができなかったのではないかと思われます。

第一部　Hurray!!

第一部　Hurray!!

第二部　渾身/想い/元気

第二部　渾身/想い/元気

第二部　渾身/想い/元気

第三部　きぶな～雷都うつのみや2022～

第三部　きぶな～雷都うつのみや2022～

第三部　きぶな～雷都うつのみや2022～

第三部　きぶな～雷都うつのみや2022～

第三部　きぶな～雷都うつのみや2022～

第三部　きぶな～雷都うつのみや2022～

第三部　きぶな～雷都うつのみや2022～
　プログラムは予定時刻より数分遅く進行していましたが、国体花火が打ち上げられなかった影響か、打止めは20:10頃と予定より5分早く終了。手早く片付けをしてバス乗り場へ向かいます。バス乗り場に到着したのは20:25頃。まだメイン会場からの観覧客はたどり着いていなかったのか、バス乗り場にほとんど行列はなく、並んでいた客は次のバスを待ち座って帰ろうとしている人たち。出発待ちのバスは座席が埋まっていたものの、なるべく早く帰りたかったので乗車。帰りは国道4号線との交差点の先にあるショッピングモールあたりまではノロノロ運転でしたが、それ以降はスムーズに流れ、宇都宮駅には21:20頃に到着。

　宇都宮駅から大宮駅までなら新幹線のJRE POINT特典チケットで2,160ポイントなのでこれを利用。21:35発の「やまびこ158号」を予約すると「ご予約の新幹線の運行情報について」というメールを受信。「ご予約の新幹線に遅れや運休が発生している可能性がございます」という内容。調べてみると「やまびこ158号」は車両点検のため大幅な遅れとのこと。それに伴い、福島駅で併結する「つばさ158号」は単独で福島を出発したものの、こちらも30分以上遅れているらしい。ひとまず、次に出発するという「つばさ158号」に乗車変更。「つばさ158号」が宇都宮駅を出発したのは35分遅れの22:10頃。結局、宇都宮駅で50分ほどの足止めをくらいましたが、それでも平常運行の在来線より早く大宮駅に着いてしまうって、新幹線って早いなぁ。

つばさ158号は「到着遅れ見込み」の表示
その後、おくれ約30分となり、最終的に35分遅れで宇都宮駅を出発

宇都宮駅に入線するつばさ158号