平成２２年６月６日(日)

平成22年6月6日は、関東で2つの鉄道イベントが開催されました。ひとつは「西武･電車フェスタin武蔵丘車両検修場」、もうひとつは「都電荒川線『2010路面電車の日』記念イベント」です。昨年（平成21年）もこの2つのイベントは同日開催で、その両方を訪問したのですが、かなりの強行スケジュールであったため今年は断念。どちらのイベントを訪問するか悩みましたが、私の地元とも言ってよい「都電荒川線『2010路面電車の日』記念イベント」を選択したのです。 　今回の「都電荒川線『2010路面電車の日』記念イベント」では、都電荒川線と阪堺電気軌道のコラボレーション企画として「PR相互乗り入れ」を実施。都電荒川線の車両が阪堺電気軌道の旧塗装に、阪堺電気軌道の車両が都電の旧塗装に、それぞれ衣替えして運転されるとのことです。 　そして阪堺電気軌道の旧カラーに塗られた都電荒川線車両が、このイベントで初披露されるとあって早速、イベント会場である都電「荒川電車営業所」を訪問しました。私が現地に到着したのはAM11:00過ぎ。すでに阪堺電気軌道カラーに塗られた都電荒川線車両が都電6000形6086号車とともに会場内の真ん中に置かれ、都電荒川線と阪堺電気軌道の「PR相互乗り入れ」開始セレモニーが行われていました。
会場内は多くの来場者で溢れ、セレモニーを見ることはできませんでしたが、セレモニーも一段落したころに、2台並んだ都電車両を撮影しました。6086号車も昨年のイベントで展示されたときとは異なり、車体が再塗装され、とてもきれいな姿に変わっていました。
	阪堺電気軌道の旧カラーに塗装変更した車両は、7500形7511号車。車体側面にはPR相互乗り入れを実施する旨が表記されています。 　7511号車は来年（平成23年）3月頃まで阪堺電気軌道旧カラー色で営業運転に充当されるとのことでした。
	当日は荒川電車営業所内にある工場も一般公開されており、車輪やパンタグラフの展示。トラサーバーの移動実演などが行われていました。
○ブログ「列車とともに・こぼれ話」では、こちらで書ききれなかった話題をご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。 １．あらかわ遊園に展示されている都電6000形