２０２５年５月２５日(日)

今回も有料席には手が出せず、会場外からの観覧を計画。昨年はお台場の有料エリア外から観覧しましたが、ドローンがかなり斜めになってしまったこと、花火とドローンの位置が離れていて両者を同一画角上で撮影することができませんでした。今年は花火とドローンの距離が適度に見える場所探し。しかしお台場側は高層ビルが立ち並んでいて、なかなか良さげな場所が見つからない。 　過去にSTAR ISLANDやお台場レインボー花火を観覧したことがある芝浦南ふ頭公園や竹芝桟橋であれば花火もよく見えるのでしょうが、メイン会場に対して裏になるので、特にドローンで文字が表現されたときには、文字が反転してしまう。今回はどうしてもドローンを正面側から見える場所として候補に挙がったのが「有明北緑道公園」。釣り界隈ではそこそこ有名な場所らしい。頭上を見上げるとレインボーブリッジへと向かう首都高の橋桁が通っている。公園内の一部には、高層ビル群を避けて花火が打ち上がる鳥の島、ドローン基地となる台場公園方面が見通せそうな一帯がある。実際に行ってみて、花火がどのように見えるのか？この目で確かめようと出かけてきました。

現地に到着したのはイベント開始の約2時間前となる17:30頃。さてさて客の出足は…、人っ子一人いない。花火打上げ場所から1.2㎞離れているし、3台の台船の並びからだとかなり斜めに見る格好になるのでワイド感もそがれそうな場所ですが、まさかここまで閑散としているとは…。事前にグーグルストリートビューでは花火打上げ方向に開けていると思われていましたが、実際に行ってみると低いながらも建物も並んでいて、レインボーブリッジに通じる一般道やゆりかもめの橋桁もあり、地上付近のザラ星や小型煙火はあまりよく見えなさそう。 　現時点であれば芝浦や竹芝側に移動する時間もあるけれど、後になって「有明北緑道公園はどう見えたんだろう」といつまでもも気になってしまうのであれば、実際に見て「あ～、やっぱダメだったか」と後悔した方が良いと、ここでの観覧を決定。結局、花火打上げ時間まで誰も来ることはなく、花火が打ち上がってからチラホラと人が現れる程度。

今回はお台場感を出そうと2棟の高層ビル（シーリアお台場一番街）と、ビルとビルの間の隙間にレインボーブリッジの橋脚を入れた構図に。花火は予想より右側から上がりましたが、ドローンはほぼほぼ想定の場所に。ドローンと花火の距離感もいい塩梅だったと思う。風向きは向かい風で、煙のはけがあまりよくなく一部ケムってしまいましたがまずまず見えたし、久しぶりにグーグルマップで調べてやってきた観覧場所が「当たり」だったので、気分よく花火が観覧できました。

花火終了後は近くのシェアサイクルのポートで自転車を借りて豊洲駅に到着したのは21:00頃。有楽町線の駅ホームは平常時の同時間帯の混雑度がわからないのですが、STAR ISLAND帰りの客なのか、まずまずの混雑具合でしたが、10両編成の有楽町線が到着すると積み残しなどはなく、全ての乗客が乗り込むことができたようです。