　今年は品川駅が開業して１３０年になります。そのため、今年、品川駅では様々な記念行事が行われています。今回で７回目となる記念行事に訪問しました。
　今回のメインは、豪華寝台列車「夢空間」の内部が見学できるということです。

　この「夢空間」車両は、１年に数回しか走ることのないとても珍しい車両。３両編成から構成されるこれら車両は、各車両ごとに異なるデパート会社等がデザインを手がけているとのことです。

　まず、左の緑色の車両は「ダイニングカー」と呼ばれる食堂車です。ここでは列車に乗りながら本格的なフランス料理が楽しめます。
　今回はこの食堂車で、サンドイッチ等の軽食が食べられるということで、注文が殺到。ボクが到着した昼過ぎには、すでに全て予約済でした。

　上のワイン色の車両は、「ダイニングカー」と呼ばれる車両です。
車内では、ピアノの自動演奏によるＢＧＭが流れており、実際の運転時は車両の中央にバーテンが立ち、アルコールが楽しめるようになっています。

　左の車両は、「デラックススリーパー」という寝台車両です。１両で２人用の部屋が３部屋、定員６人の寝台車です。
　この寝台車のキップを取るのは、超難関。
予約は運行日の１か月前の午前１０時ジャストから行いますが、１秒後には売り切れというような状態です。

　この寝台車を列車の通路からではありますが、見学できるということはかなり貴重であったといえるでしょう。

　左の電気機関車は、貴賓車を牽引したりなど、特別なときにしか運行することのない車両です。
鉄道まつりでも、よく顔を出している車両です。

　また右の写真は、鉄道まつり恒例ともいえる、廃車となった列車から取り出した「行先方向幕」や扇風機、ヘッドライト等の鉄道部品の即売会も行われていました。
　いわゆる「ゴミ」であり、ボク自身こういったものにはなんの価値も見いだせないのですが、いつも大人気であることも事実です。