　今年も大宮総合車両センターの一般公開に行ってきました。
　今回の目玉は、次世代通勤用列車の試作車であるE993系(ＡＣトレイン)の試乗会と、なんていってもSL Ｄ５１の解体修繕の見学、そしてナハネフ２２ブルートレイン客車の展示と盛りだくさんです。

　当日は小雨交じりのあいにくの天気でしたが、後の発表によると約２万人の来場者で盛況だったようです。

　Ｄ５１の解体修繕の模様です。おそらく、蒸気機関車の検査・修繕は大宮総合車両センターの鉄道まつりで初めての一般公開ではないかと思います。
　車体周辺の部品が取り外され並べられており、一部は実演として一般客の目の前で取り外しもされていました。

　現在も高崎～水上を中心に運転されているこの蒸気機関車。修繕後の活躍を心待ちにしています。

　こちらは１０３系電車。つい数年前までは各地至る所で見ることのできた車両ですが、首都圏では今年の３月をもってすべて運行を終了。
　もうこの車両が走る姿を見ることはできません。

　こちらナハネフ２２ブルートレイン客車。「走るホテル」とも称され、ブルートレインのパイオニアともいえる貴重な車両です。

　かつては鎌倉総合車両所に保存されていましたが、平成19年10月14日にさいたま市に開館する「鉄道博物館」に展示されることに伴い、大宮総合車両センターに運搬され、各種の修繕が行われるそうです。　