平成１４年１２月　７日（土）

　今回は、上野の隣駅である「尾久」駅近くの尾久客車区において、ふれあい鉄道フェスティバルが開催されました。

　当日は朝から、小雨交じりのあいにくの天気。
しかし、都内に近い会場ということもあって、会場内は相変わらずの混雑でした。

　今回の目玉は、蒸気機関車の転車台展示と寝台特急北斗星の食堂車「グランシャリオ」の営業というところでしょうか。

　そのほかにも、ここ尾久客車区は上野から東北方面を出発する各寝台列車の車庫にもなっており、様々な電気機関車や客車が展示されていました。

左からＥＦ８１カシオベア仕様、ＥＦ６５（瀬戸という今はない寝台列車のヘッドマークが付いていました）、１９３形保守車両

　　 Ｄ５１　４９８と転車台

蒸気機関車は終点で折り返すとき、方向を変えないといけないので、この転車台がグルッと回って、出発していくのです。

　　　　グランシャリオ

高級寝台特急「北斗星」の食堂車。
本格的なフランス料理、または懐石料理が味わえます。
しかし、この日はサンドイッチなど軽食を提供。
手軽な値段で高級寝台特急の食堂車を体験できるということで、大変な行列でした。

さすが寝台列車の出発基地といえる建物です。
寝台列車のシーツカバーや枕などがたくさん山積みされていました。

いわば、寝台列車のリネン室といった感じです。