平成２６年５月２４日（土）

東武鉄道、西武鉄道、東京メトロ、東急電鉄、横浜高速鉄道の5社が相互直通運転を開始してから1周年を迎えるのを記念して実施されている記念ウォークも今回で4回目。私は自由参加の第2回の秩父札所めぐり、定員5,000名の第3回の雑司が谷めぐりにも当選して参加。そして横浜高速鉄道の馬車道駅からスタートする第4回目も定員5,000名に見事当選となりました。 　しかしひとつ問題があった。この日は大宮総合車両センターで「鉄道のまち大宮　鉄道ふれあいフェア」が開催される日でもあったのです。毎年、訪問している大宮の鉄道ふれあいフェア。出来れば両方とも行きたいけれど、今回の記念ウォークは、横浜高速鉄道「馬車道駅」のスタートの受付を11:00〜11:30に済ませなければならないので、大宮に行ってからでは間に合わない。一方、ウォーキングに要する時間は約2時間半。ウォークを終えてから大宮に行っても、大宮総合車両センターのイベント会場はもう終わってしまっている。だから、ウォークをあきらめるか、大宮をあきらめるか…。 　記念ウォークは今日だけですが、大宮のイベントは来年もある。記念グッズも今日しかもらえないし、今日、ウォークに参加すれば、3コース参加で記念賞状ももらえる。今回参加しなくても、記念ウォークはあと1回あるけれど、もし5,000人限定の抽選に外れてしまうと、記念賞状ももらえない。今年は大宮はやめて記念ウォークに行くことにしました。
馬車道駅と横浜高速鉄道Y500系
スタート地点は、馬車道駅コンコース
スタート地点は、横浜高速鉄道の馬車道駅。自宅からだとJRに乗り継いで、桜木町駅から歩いて行った方が時間も運賃も安いのですが、せっかく5社相互直通運転記念ウォークに参加するのですから、池袋駅から東京メトロ、東急電鉄を直通して馬車道駅までやってきました。 　11:03、受付を済ませてウォークスタートです。
馬車道駅2番出口	みなとみらい地区のビル群
汽車道	コスモワールドと横浜ランドマークタワー
馬車道駅の2番出口を出て、桜木町駅方面に歩く。正面右手には横浜ランドマークタワーなどみなとみらい地区のビル群、右に顔を向けると、コスモワールドの大観覧車や横浜ワールドポーターズなどが見えます。約5分歩くと右手に汽車道が見えてくるので右折します。汽車道は旧横浜駅から新港埠頭まで貨物輸送をしていた列車の廃船跡を遊歩道にしたもの。一部に線路跡もあり、当時の面影を残しています。 　汽車道を渡りきって左折。コスモワールド、カップヌードルミュージアムを通り、赤レンガ倉庫方面に進みます。
赤レンガ倉庫前が第1チェックポイント	象の鼻パーク
横浜港大さん橋と停泊中の客船	赤レンガ倉庫には11:27頃に到着。ここには係員が立ち、チェックポイントとなっていて、受付時に配布されたコースマップにシールを貼り付けてもらいます。前回の雑司が谷めぐりでは途中のチェックポイントはありませんでしたが、スタートの馬車道駅からゴールの元町・中華街駅まで直線距離で約1.5kmと短い。なので、決められたコースを歩いているかを確認するために設定されたのでしょう。 　赤レンガ倉庫から象の鼻パークを経由。左手に横浜港大さん橋と大型客船を見ながら山下公園を目指し歩いていきます。
山下公園内にある「赤い靴はいてた女の子像」	山下公園内のバラと噴水 その向こうには横浜マリンタワー
山下公園から見る日本郵船氷川丸
山下公園には11:40頃に到着。園内にはバラをはじめとする花々。穏やかな気候も手伝って、多くの行楽客。それに輪をかけて今日は記念ウォークの参加者も多数いるわけだから、園内はかなりの混雑でした。
港の見える丘公園ローズガーデン	港の見える公園から見る横浜ベイブリッジ
山下公園を出て、横浜マリンタワー横の道路を進み、「横浜人形の家」前の階段を上り右折。高速道路をくぐり、今回のコースで唯一といってもいい、上り坂(谷戸坂)を5分ほど歩くと左手に港の見える丘公園となります(12:00に通過)。 　港の見える丘公園にはローズガーデンがあり、今が見ごろといった感じ。公園内の展望台からは横浜ベイブリッジが遠望できます。
元町公園近くの公衆電話ボックス	電話機もちょっとレトロ
山手イタリア山庭園　外交官の家	港の見える丘公園からは、第2チェックポイントの山手イタリア山庭園を目指します。山手イタリア山庭園へ至る道は、これまでの観光客が多数訪れるような施設はなく、ひっそりとした住宅街といった雰囲気。唯一、私の目を引いたのは元町公園近くにあった、レトロな電話ボックス。外観は「自働電話」と書かれたドアがあり、その中には一見するとカード式公衆電話機ですが、その上には昔ながらの電話の装置のようなものが取り付けられていました。 　12:25頃に山手イタリア山庭園に到着。庭園内にある外交官の家では、当日、結婚式が行われていて、私が通過した時間帯はちょうど建物の前で記念撮影が行われていました。
延平門	玄武門
善都門	中華街
朝陽門	山手イタリア山庭園から急な下り坂を降りるとゴールまでもうすぐ。石川町駅から横浜スタジアム方面に歩いて行くと、右手に見えるのが「中華街」と看板が掛けられた門。これは延平門という名称らしい。横浜スタジアムの十字路を右折してしばらく歩くと、再び右手に中華街の門。先ほどとはデザインが異なっていて、門の柱には「玄武門」と書かれていました。本来のコースは中華街を取り巻くように設定されていましたが、私は中華街の中を歩く。時刻は12:45。お昼ごはんもまだで、おなかもペコペコ。店内から漂ってくるいいにおいが余計に腹にきます。 　初めての中華街訪問。中華街のイメージは、どこも高級店ばかりで、まかり間違えて店に入ってしまうと、大変なことになるって思っていましたが、1,500円程度で食べ放題って店員が呼び込みしている店もあるようだ。まぁ、機会があるかどうかわかりませんが、今度来たときには勇気を出して入ってみようかな。
ゴール地点の元町・中華街駅5番出口
元町・中華街駅にて	元町・中華街駅にて
ゴールの元町・中華街駅の5番出口には13:00に到着。ジャスト2時間での完歩となりました。狭い駅コンコースは、ゴールの受付待ちのウォーク参加者が大行列でした。

記念グッズはリングノート

３コース参加の記念賞状「Joint！賞」	今回の参加者への記念グッズはリングノート。表紙には相互直通運転となった5社の車両がプリント。表紙を開くと「横浜ベイエリアのみどころ」が紹介されていました。各ページのノートにも、上部に5社相互直通のロゴと、5社の車両のシルエットが印刷されていました。 　そして、今回の参加で3コース制覇したので、記念賞状もいただきました。賞状には5社相互直通のロゴ。5社の車両が描かれていて、「あなたは「5社相互直通運転開始1周年記念ウォーク」に3回参加し完歩されました。よってその健脚を称えこれを称します」と記載されていました。 　次回は6月21日の二子玉川・自由が丘エリア。記念賞状をいただいたことで一応の目標はクリアとなった5社相互直通運転開始1周年記念ウォークですが、もし、また当選したら有終の美を飾りたいですね。
○ブログ「列車とともに・こぼれ話」では、旅日記本編で書ききれなかった話題をご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。 １．ラッピング電車「YOKOHAMA DeNA BAYSTARS TRAIN」