　東京秋葉原にある交通博物館が平成18年5月14日で閉館となります。平成18年1月11日からは、様々な閉館イベントが行われています。その中でもメインとなるイベントが「旧万世橋駅遺構特別公開」でしょう。

　元々、交通博物館は現在の中央線のターミナル駅であった旧万世橋駅に併設され開館しました。その後、中央線のターミナル駅は東京駅となり、その後万世橋は廃止されました。

　普段は見ることのできない旧万世橋駅跡が平成18年4月28日まで特別公開されているのです。
　特別公開への参加は予約制。ただし、すでに土日は事前予約は締め切り。他に当日現地で予約もできるので、早めに交通博物館に向かいました。

　思えば、子供の頃には数え切れないほど交通博物館に行っていましたが、今回は何年ぶり(何十年ぶり？)の訪問でしょうか。

　営業開始時間は9:30。約15分前に到着すると、すでに20名程度の行列。当日予約枠は約260名分ですので、見学することはできそうです。

　特別公開はまず、旧万世橋と交通博物館のあゆみに関する映像を上映。その後、レンガアーチ内の撮影タイムが設けられています。

　その後はホームへ向かう通路跡を歩き、万世橋ホーム跡の見学です。

　残念ながら、ホーム跡に直接足を踏み入れることができませんが、貴重な見学をすることができました。

　交通博物館は5月14日に閉館されますが、平成18年10月14日には、さいたま市に「鉄道博物館」が開館します。
　交通博物館に所蔵されている貴重な車両等は鉄道博物館に移設されるようです。

　ただし、交通博物館は鉄道だけでなく、車・船・飛行機等の貴重な資料も展示されています。これらの資料はどうなるのでしょうか…