２０２０年８月２９日(土)

2020年8月29日に木更津で花火が打ち上げられるという情報をネットで入手して訪問。サプライズ花火のひとつで当然ながら公式発表はなく打上場所もわかりませんが、木更津で花火と言えば「木更津港まつり花火大会」か「木更津恋物語 冬花火」くらいしか思い浮かばない。いずれも打上げ場所は木更津港の中の島公園なので、今回も同じかと予想して自宅を出発。移動中もSNS等をチェックしていると、中の島公園に花火筒が搬入されたと現地から報告するツイッターを見つけ開催を確信。木更津駅には18時過ぎに到着しました。 　最初に訪れた場所は「木更津港まつり花火大会」では有料観覧エリアとなる内港公園。18:30の段階で、すでに花火観覧目的と思わえる人がチラホラ見受けられましたが、メインは海に釣糸を垂らした釣り客。風予報は南向きで内港公園からだと左から右への真横に流れる。しかし私が訪れた時は海からの向かい風のような気がして、いったんその場を離れる。 　次に訪れたのは木更津駅西口から延びる富士見通り・木更津港線に面した歩道上。振り返るとエルシオン木更津が建つ場所です。車の交通量は多く街灯もあって明るいのですが、ランドマークの中の島大橋も望め、目の前には係留されたクルーザーもありってなかなか絵になりそう。風向きも南向きなら完全順風になるのでここに決定。木更津港まつり花火大会ではきっと大混雑する場所でしょうが、19時前の段階では時々通り過ぎる歩行者はいるものの、花火を待つ人は全くいませんでした。 　19:30を過ぎて防災無線が流れ、聞き取りづらかったのですが「木更津の発展を祈り、20時から400発（正確な数字は聞き取れませんでした）の花火が打ち上げられる」という告知。すると周辺には次々と観覧客が訪れる。これじゃ、サプライズ花火じゃないじゃんと思いつつ、それでも観覧客が2列・3列に群がるほどでもなく、地元住民向けのミニイベントとして直前の告知はよい試みと言ってもいいかもしれません。

花火は20時から打上げ開始。カメラは横位置にセット。35ミリ換算で28ミリからの標準ズームレンズを最大広角にして準備。打上場所も木更津港まつり花火大会と同じく中の島公園内からで予想どおり。最初の打上げでカメラ位置を微調整して、そのまま撮影を続けました。途中でクルーザーが停泊する桟橋に立ち入った観覧客がいて、人が写りこんでしまったのがちょっと残念。花火は大体3か所くらいから打上げ。ほとんどが単発打ちでしたが、彩色牡丹や千輪・八方咲き等、ひとつひとつの花火は秀逸なものが多く、予想以上に見ごたえあり。風も順風でそれなりにあり煙の滞留もなし。今夏観覧した花火大会のなかでは個人的に一番でした。 　打止めは20:25。桟橋に立ち入った観覧客がいなくなるのを待ち、木更津港の夜景を撮影して片付け。帰りの木更津駅20:44発の千葉行きは京葉線用E233系5000番台。蘇我駅〜千葉駅間はほとんど運行しない車両ですので、こちらもちょっとしたサプライズでした。

○ブログ「列車とともに・こぼれ話」では、こちらで書ききれなかった話題をご紹介しています。ぜひご覧ください。 １．京葉線用E233系5000番台が内房線 普通 千葉行き として千葉駅に入線