　ＧＷ真っ盛りですが今回は箱根へ出かけることにしました。新宿で小田急線の「箱根フリーパス」を購入。箱根フリーパスは小田急線の往復乗車券と箱根登山鉄道・バス、ロープウェイ、遊覧船等が乗り放題になるきっぷです

　出発は小田原駅。ここからバスで元箱根を目指します。しかしさすがはゴールデンウィーク。小田原駅から箱根湯本駅まで通常なら15分程度のはずが、１時間以上かかる始末。これなら箱根湯本まで電車で行くべきでした。

　箱根湯本駅を過ぎるとやっと道が空いてきました。箱根旧街道を通り、元箱根へ。元箱根バス停で降りると、芦ノ湖が視界全体に広がっています。
　芦ノ湖畔にある箱根神社に参拝後、杉並木の中をしばらく歩きます。

　杉並木が終わる頃、箱根の関所跡が見えてきます。

　箱根関所は大名の反乱防止のため、徳川二代将軍秀忠の時代に建てられたといわれ、「入り鉄砲に出女」と、特にこの２つを厳重に取り締められたとのこと。
　当時の建物等は当然ながらもうなく、当時関所門のあったところに枠組みのようなものが建てられており、隣にある資料館で当時の関所風景が復元されています。資料館のロウ人形が結構リアル…。関所での厳しい審査が再現されています。

　次は遊覧船に乗り、対岸の桃源郷を目指します。　

　遊覧船とロープウェイを乗り継ぎ、噴煙を吹き続ける大湧谷へ。ロープウェイを降りて、しばらく歩くとあの独特の硫黄臭があたりを包んでいます。

　あまり気づかないのですが、箱根の真下には今も火山活動が続いているということが、ここに来ると改めて感じさせられます。

　大湧谷の名物はなんといっても黒タマゴ。１個食べると７年寿命が延びるそうです。１袋に黒タマゴは５個。１人で食べると35年寿命が延びる計算になりますが、逆に体をこわして寿命を縮めそうな気もしますが…。

　左の写真。なんだと思いますか？
ロープウェイのようにも見えますが、人間が乗れるほど大きくはありません

　実はこれ、黒タマゴをお店から大湧谷頂上の黒タマゴ販売場所へ運搬するものなんです。

　そして今回もハイキングの途中で郵便局を発見したので、ご紹介しておきます。

　大湧谷からはロープウェイ、ケーブルカー、箱根登山鉄道を乗り継ぎ、箱根湯本に戻ります。
　箱根湯本駅でちょっと途中下車。駅の近くには箱根ベコニア園があり、隣には「ベコニアの湯」という日帰り温泉施設があります。ここで休憩を兼ねて温泉入浴してから帰宅することにしました。