平成２３年１１月２０日(日)

秋田県の観光キャンペーン「うめっすな！秋田た・び・ご・ろ」に関連し、秋田の魅力発信とより一層の誘客を目的として、平成23年11月19、20日に大宮駅で｢秋田観光展｣が実施。これに合わせ、2012年度末に営業運転開始を予定している秋田新幹線の新型車両E6系(量産先行車)が大宮駅に登場し、車両見学会が開催されました。車両見学会には1,700名を募集、私も応募したのですがあえなく落選。車内の見学はできないものの、せめてE6系の外観だけでも見ておこうと、平成23年11月20日に大宮駅に出かけてきました。
11月20日の車両見学会は10:00から開始。E6系は16番線に9:45頃入線してきました。ホームの東京側で待機していた私ですが、E6系は仙台側の、通常はE3系秋田・山形新幹線が停車位置で止まってしまいました。車両見学会ですから人を乗車させるわけで、冷静に考えれば順当な停車位置。あちゃ〜、何をやってんだ、俺…。冷静を装いつつ、それでいて少し小走りにE6系が停車している場所へ移動。すでにそこには多くの鉄道ファンの人垣が築かれていました。 　上の写真は東京側から10号車を先頭に撮影した1枚。運転席の左上部には「S12」の文字。E6系量産先行車は「S12編成」と名付けられているようです。
秋田側の先頭部(17号車)に移動して撮影した1枚
時刻は10時、車両見学会のスタートに先立ち、E6系が停車している16番ホームでは秋田名物の「なまはげ」が登場してセレモニーを行っている様子。 　では1両ずつ見ていきましょう。
11号車（E611-1）はグリーン車	12号車(E628-1) パンタグラフを備え、写真左側には車掌室か？ ドアは車両の中間部にあり、約右半分は窓がほとんどなく、その内部はどうなっているのか？(売店？それとも多目的室？)
13号車(E625-1)	14号車(E625-101)
15号車(E627-1)	16号車(E629-1)
17号車(E621-1)	11号車から見てきて、最後であれっ？と違和感。現在の秋田新幹線E3系は6両編成に対し、新型の秋田新幹線E6系は7両編成となっていました。 　E3系の15、16号車が他の普通車(12〜14号車)に比べ、座席の間隔(シートピッチ)が狭くなっているのに対し、E6系はすべて同じシートピッチとしたため、編成あたりの定員確保で7両編成としたのでしょう。
普通車の座席	グリーン車の座席
新旧の秋田新幹線が大宮駅に並ぶ
私がE6系を観察している最中の10：01にはE5系「はやぶさ3号(新青森駅行き)が大宮駅の17番線に入線
E5系とE6系の一瞬の並び。数年後には両者の併結運転が実施されることになります。 本当は先頭側(秋田側)で撮影した方が写真の見栄えはいいのでしょうが、おそらくその場所は多くの鉄道ファンでごった返していると予想。とりあえず、最後尾側(東京側)からですが、両者の並びをとらえることができて私としては満足です。