２０１９年９月７日(土)

前回観覧したのはいつだろう…、と過去の観覧記を見返すと最後に観覧したのが平成24年。なので7年ぶりの訪問です。「調布市花火大会」だった花火大会の名称もいつからか、「映画のまち調布花火」に変わったらしい。 　今年の調布花火の目玉プログラムは2つ。ひとつは「復活！！大玉50連発」。かつては「尺玉100連発」という名物プログラムがありましたが、周辺の宅地化により保安距離が取れず尺玉が打ち上げられなくなり消滅していました。それが今年、若干かたちを変えて復活。8号玉による50連発が打ち上げられます。 　もうひとつの目玉プログラムが「新（ネオ）ハナビリュージョン」。尺玉100連発に代わる名物プログラムとなった音楽と花火をコラボレーションさせた「ハナビリュージョン」。今年は音楽と花火に、レーザーと炎を加えた「新（ネオ）ハナビリュージョン」が初めて披露されます。新たに加わったレーザーと炎が体感できるのは布田会場の有料席限定とのことで有料席の購入も考えましたが、先日パソコンに水をこぼしてしまい御臨終。自然故障以外の修理でも10万円まで補償される保険に入っていましたが修理見積額は15万円超と、自己負担が5万円になってしまう。それならあと1～2万円追加すれば新品が買えてしまう。よってパソコン購入という想定外の出費で金欠状態で、今回は無料席（自由観覧エリア）からの観覧です。 　布田会場の有料席でしか見られないという「新（ネオ）ハナビリュージョン」のレーザー光と炎も、有料席後方に位置する自由席観覧エリアの前側からなら見られるんじゃないかな？と、朝8時過ぎに場所取りへ出かけました。布田会場の最寄り駅は京王線の布田駅ですが、自由観覧エリアは国領駅からでもそれほど距離が変わらなそう。花火終了後も国領駅のほうが混雑が少なそうなので国領駅からアクセス。実際に布田会場の自由観覧場所に行ってみると、花火打上げ方向には木々が生い茂っている。レーザー光と炎は地上付近で展開されるでしょうから見れそうにないなぁ…。これが布田会場有料席限定という意味か…。私が到着した時点では自由観覧エリアの最前部の区画でも場所取りされているのは1割程度。向かって左側に木々が欠けていて、少しでも地上付近が見えそうな自由観覧エリア内の左端を確保していったん自宅に帰りました。
自由観覧エリアから花火打上げ方向を見る	自由観覧エリアの左側
	向かって左側に木々がないのでここから花火が打ち上げってくれればいいのだが…、実際は右側の木々の向こう側から打ち上がりハナビリュージョンのレーザー光や炎は見られず…
会場に戻ってきたのは16:30頃、自由観覧エリアの最前部区画はほぼほぼ埋まっている感じで、その後方区画にも埋まり始めている状況でした。今年の打上プログラムは全部で46。メインはスターマイン、大スターマインでそれぞれにスポンサー（提供）付き。ほかの花火大会では打上げ前に提供元の名称やPRが延々と放送されてから打ち上げられ、間延び感がある展開となるものもありますが、調布花火においては提供元紹介もそこそこに次々と打ち上げられテンポが良い。ひとつひとつのスターマインの紅牡丹一色、冠一色といったように玉の種類が一種類から数種類で、パッと咲いてパッと終わるプログラムが多い。そのため、同じような展開となる打上げが重なることが少なく、見ていて飽きることがありませんでした。スターマインをつなぐ単発速射では逆に様々な種類の玉が打ち上げられ、丸玉屋小勝煙火店秀逸の玉が披露され、こちらも見ごたえはなかなか。
開幕スターマイン	大スターマイン（FC東京花火）
単発速射	大スターマイン
「新（ネオ）ハナビリュージョン」は前半と後半に1回ずつ。前半の「新（ネオ）ハナビリュージョン」は小型煙火中心で地上付近の曲打ちを多く含んだプログラム。少しでも見えないかと思っていたレーザー光や炎は前方の木々の向こう側で全く見ることができず、曲打ちもかなり木々に隠れてしまいました。自由観覧エリアは音響施設がなく打上げ中のBGMは聞くことはできませんが、FM調布が生中継をしていて、持参した携帯ラジオを聴きながら観覧。前半は、今月から開催されるラグビーワールドカップが調布市にある東京スタジアムでも行われることにちなみ、ワールドカップのイメージソングでまとめられている。後半は大玉を交えたものでBGMはわからない楽曲が含まれていましたが、調布FMの解説によると花火大会の名称にもある映画音楽が使用されているとのことでした。
新（ネオ）ハナビリュージョン
新（ネオ）ハナビリュージョン
新（ネオ）ハナビリュージョン
新（ネオ）ハナビリュージョン
新（ネオ）ハナビリュージョン
新（ネオ）ハナビリュージョン
大スターマイン&単発速射	単発速射
大スターマイン	大スターマイン
単発速射	大スターマイン
新（ネオ）ハナビリュージョン	新（ネオ）ハナビリュージョン
新（ネオ）ハナビリュージョン	新（ネオ）ハナビリュージョン
新（ネオ）ハナビリュージョン	新（ネオ）ハナビリュージョン
復活！！大玉50連発	復活！！大玉50連発
復活！！大玉50連発	復活！！大玉50連発
大スターマイン	大スターマイン
大スターマイン	大スターマイン
打止めは予定どおりの19:30。自由観覧エリアから堤防道路への出口は1か所なので観覧客が集中し、終了後しばらくは身動きが取れない状況。一般道路に出るまで20分ほどかかりました。国領駅までは大きな渋滞なく歩くことができ20:15頃に到着。国領駅は入場規制等はなくスムーズに入場。布田駅で多くの観覧客を乗せて混雑していて乗れるか心配でしたが、やってきた各停 新宿行きは思っていたほどではない。つつじヶ丘駅で接続した臨時急行 新宿行きは、京王ライナーでも使用される5000系。ロングシートながらこの日が5000系初乗車となりました。