秩父夜祭花火大会

前回観覧したのは2017年なので5年ぶりの訪問。その間、秩父夜祭花火大会は大きな転機がありました。毎年、続いていて花火大会の目玉でもあった日本煙火芸術協会の会員による尺玉対打ちが2017年を最後に終了。それに代わるように2018年からは尺玉100連発が秩父夜祭花火大会オープニングのメインプログラムとなりました。なので、尺玉100連発の秩父夜祭花火大会は初観覧となります。　変化はもうひとつ。秩父夜祭当日は西武鉄道が臨時列車を多数運転。前回と前々回は池袋行きの最終特急列車を利用。いずれも西武秩父駅22:55発だったのですが、今年の最終は22:35。この20分はかなり大きく、前回観覧した秩父ミューズパークに行く途中にある「絵になるまち写真になるまち展望広場」からでは到底間に合わない。今回はどこから観覧しようかな。

花火は夜ですが、秩父には10:00頃に到着。西武鉄道では西武秩父駅までの往復と西武秩父駅前にある「祭の湯」が利用できる「秩父漫遊きっぷ」を通年販売していますが、秩父市の協力により通常よりも割引価格の「秩父市応援秩父漫遊きっぷ」を期間限定で販売。池袋駅からの値段は1,590円で、これは往復運賃に18円プラスした価格。つまり18円で祭の湯が利用できると計算になるのです。　祭の湯に行く前に、事前に候補に挙げていた観覧場所へ行ってみて見え具合や、駅からどのくらいでたどり着けるか。終了後、迷わず西武秩父駅に帰れるかをシミュレーション。1番の候補地は前回の観覧時に気になっていた秩父ハープ橋。その中央部には歩道が広くなっている一角があり、ここであれば三脚を立てても邪魔にならない。心配な点は車が往来すると橋が揺れてしまわないかでしたが、実際に行ってみたら問題なし。　一方で予期しない問題点も。西武秩父駅から歩いてかかった時間が約30分だったこと。花火の終了は22:00頃の予定で特急の出発は22:35。駅からここまで多少ゆっくり歩いたり道を間違えたりしたけれど、帰りはなだらかな上り道が続くから結構ギリギリだな…ということがわかる。他にいくつか候補地を回ったけれど、やはりハーブ橋が一番かなと、今回の観覧場所は決定。　祭の湯には昼前に入館。秩父夜祭当日ということで混雑はどうかと思っていましたが、たいして混んでない。入浴後のリクライニングシートもラクラク確保。以降、16時前まではリクライニングシートでグダグダ。出発前にもうひと風呂と大浴場に行くと、さっきとは打って変わっての大混雑。カランには利用待ちの行列、湯船も肩が触れ合うくらい。少し温まって祭の湯を出て、再び秩父ハープ橋へ向かいました。
観覧場所から花火打上げ方向を見る
秩父ハープ橋に到着したのは16:30頃。1人、三脚を立てていた人がいましたが、余裕で場所取り完了。最終的には三脚が5本くらい、他に観覧のみの方が数人といったところ。それまで5～10分おきに小規模な打上げがありましたが、19:37頃からオープニングスターマインがスタート。まずは打上げ場所北側からのワイドスターマイン、続いて南側からの尺玉100連発へ。尺玉100連発は芸協の時のような全てが対打ちではなく、1発ずつ交互に10発、対打ち5発（計10発）、交互に10発、対打ち15発（計30発）、交互に10発、対打ち15発（計30発）という内訳。打ち上げられた尺玉は菊・千輪・冠菊などなど。同じ菊でも芯の色を変えたり、千輪も一色であったり彩色であったり、同じような玉はほとんどなく十分楽しむことができました。これでフィルタの結露さえなければ、もっと観覧に集中できたのに…。先週も常総新花火でも結露には悩まされ、メガネのくもり止めシートを買って試したけど、あまり効果がなかった。300円程度の対策じゃダメか…。そして芸協総出演の尺玉対打ちって、やっぱり尊いんだなぁ…としみじみ思うのでした。
オープニングスターマイン大会ワイドスターマイン
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
南側打上げ場所からの大玉スターマイン、北側と南側の打上げ場所から一斉の「黄金の滝」をもってオープニングスターマイン大会が終了。以降は「煙火主催町第68回競技花火大会」で5セットのスターマイン、虹のスターマインが5セットと続き、各スターマインの合間には南側から尺玉対打ちが1セット打ち上がることもありました。
オープニングスターマイン大会大玉スターマイン
オープニングスターマイン大会黄金の滝
煙火主催町第68回競技大会第1号　秩父織物極彩色大浮花模様織りなす山水の美東秩父村(有)豊田煙火店
煙火主催町第68回競技花火大会第2号　夜祭開催を祝い夜空を彩る閃光の煌めき秩父市　金子花火
煙火主催町第68回競技花火大会第3号　秩父夜祭輝きと音の響き皆野町　根岸火工
煙火主催町第68回競技花火大会第4号　大空を祝う　夜空をにぎわす　彩色の花束東秩父村(有)豊田煙火店
煙火主催町第68回競技花火大会第5号　お囃子賑わう秩父路のまつりの空に百花繚乱夜祭の華東秩父村　神田花火
虹のスターマイン「あの花」スターマイン（パステル）
虹のスターマイン第1号　紫　晩秋の秩父路に咲く幻想の花
虹のスターマイン第2号　緑　新緑の　春風薫る　秩父路の景
虹のスターマイン第3号　紅　晩秋の秩父路を　深紅に染める　祝の花束
虹のスターマイン第4号　青　秩父路の夜空に映える青雲のきらめき
フィナーレは21:55からの黄金の滝。これが終わって急いで西武秩父駅に戻るつもりだったのですが、若干プログラムの進行が遅れ気味で、21:55の時点で虹のスターマインの第5号「金のスターマイン」がまだ始まっていない状況。もう時間切れ。片付けをしてハープ橋を歩いていると「金のスターマイン」、ベルク付近を歩いていると「黄金の滝」で21:05頃に打止め。西武秩父駅までは、小走り・早足で急いだこともあり22:20頃に到着。結果的に最後まで見てもギリギリ間に合った計算ですが、万一乗り遅れたら目も当てられないので仕方ないことはわかりつつも「金のスターマイン」「黄金の滝」と、いずれも打上げ場所全体から打ち上がり物量もある最も盛り上がるプログラム。これが見られなかったのは悔しくてならない。次回は駅（西武秩父駅または横瀬駅）に近い観覧場所を開拓してリベンジしたいが、帰宅が午前0時を軽く超えてしまうので翌日も会社が休みとなる土曜日となると、次回は11年後の2033年だという驚愕の事実を知るのでした。

前回観覧したのは2017年なので5年ぶりの訪問。その間、秩父夜祭花火大会は大きな転機がありました。毎年、続いていて花火大会の目玉でもあった日本煙火芸術協会の会員による尺玉対打ちが2017年を最後に終了。それに代わるように2018年からは尺玉100連発が秩父夜祭花火大会オープニングのメインプログラムとなりました。なので、尺玉100連発の秩父夜祭花火大会は初観覧となります。　変化はもうひとつ。秩父夜祭当日は西武鉄道が臨時列車を多数運転。前回と前々回は池袋行きの最終特急列車を利用。いずれも西武秩父駅22:55発だったのですが、今年の最終は22:35。この20分はかなり大きく、前回観覧した秩父ミューズパークに行く途中にある「絵になるまち写真になるまち展望広場」からでは到底間に合わない。今回はどこから観覧しようかな。

花火は夜ですが、秩父には10:00頃に到着。西武鉄道では西武秩父駅までの往復と西武秩父駅前にある「祭の湯」が利用できる「秩父漫遊きっぷ」を通年販売していますが、秩父市の協力により通常よりも割引価格の「秩父市応援秩父漫遊きっぷ」を期間限定で販売。池袋駅からの値段は1,590円で、これは往復運賃に18円プラスした価格。つまり18円で祭の湯が利用できると計算になるのです。　祭の湯に行く前に、事前に候補に挙げていた観覧場所へ行ってみて見え具合や、駅からどのくらいでたどり着けるか。終了後、迷わず西武秩父駅に帰れるかをシミュレーション。1番の候補地は前回の観覧時に気になっていた秩父ハープ橋。その中央部には歩道が広くなっている一角があり、ここであれば三脚を立てても邪魔にならない。心配な点は車が往来すると橋が揺れてしまわないかでしたが、実際に行ってみたら問題なし。　一方で予期しない問題点も。西武秩父駅から歩いてかかった時間が約30分だったこと。花火の終了は22:00頃の予定で特急の出発は22:35。駅からここまで多少ゆっくり歩いたり道を間違えたりしたけれど、帰りはなだらかな上り道が続くから結構ギリギリだな…ということがわかる。他にいくつか候補地を回ったけれど、やはりハーブ橋が一番かなと、今回の観覧場所は決定。　祭の湯には昼前に入館。秩父夜祭当日ということで混雑はどうかと思っていましたが、たいして混んでない。入浴後のリクライニングシートもラクラク確保。以降、16時前まではリクライニングシートでグダグダ。出発前にもうひと風呂と大浴場に行くと、さっきとは打って変わっての大混雑。カランには利用待ちの行列、湯船も肩が触れ合うくらい。少し温まって祭の湯を出て、再び秩父ハープ橋へ向かいました。
観覧場所から花火打上げ方向を見る
秩父ハープ橋に到着したのは16:30頃。1人、三脚を立てていた人がいましたが、余裕で場所取り完了。最終的には三脚が5本くらい、他に観覧のみの方が数人といったところ。それまで5～10分おきに小規模な打上げがありましたが、19:37頃からオープニングスターマインがスタート。まずは打上げ場所北側からのワイドスターマイン、続いて南側からの尺玉100連発へ。尺玉100連発は芸協の時のような全てが対打ちではなく、1発ずつ交互に10発、対打ち5発（計10発）、交互に10発、対打ち15発（計30発）、交互に10発、対打ち15発（計30発）という内訳。打ち上げられた尺玉は菊・千輪・冠菊などなど。同じ菊でも芯の色を変えたり、千輪も一色であったり彩色であったり、同じような玉はほとんどなく十分楽しむことができました。これでフィルタの結露さえなければ、もっと観覧に集中できたのに…。先週も常総新花火でも結露には悩まされ、メガネのくもり止めシートを買って試したけど、あまり効果がなかった。300円程度の対策じゃダメか…。そして芸協総出演の尺玉対打ちって、やっぱり尊いんだなぁ…としみじみ思うのでした。
オープニングスターマイン大会ワイドスターマイン
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
オープニングスターマイン大会尺玉100連発
南側打上げ場所からの大玉スターマイン、北側と南側の打上げ場所から一斉の「黄金の滝」をもってオープニングスターマイン大会が終了。以降は「煙火主催町第68回競技花火大会」で5セットのスターマイン、虹のスターマインが5セットと続き、各スターマインの合間には南側から尺玉対打ちが1セット打ち上がることもありました。
オープニングスターマイン大会大玉スターマイン
オープニングスターマイン大会黄金の滝
煙火主催町第68回競技大会第1号　秩父織物極彩色大浮花模様織りなす山水の美東秩父村(有)豊田煙火店
煙火主催町第68回競技花火大会第2号　夜祭開催を祝い夜空を彩る閃光の煌めき秩父市　金子花火
煙火主催町第68回競技花火大会第3号　秩父夜祭輝きと音の響き皆野町　根岸火工
煙火主催町第68回競技花火大会第4号　大空を祝う　夜空をにぎわす　彩色の花束東秩父村(有)豊田煙火店
煙火主催町第68回競技花火大会第5号　お囃子賑わう秩父路のまつりの空に百花繚乱夜祭の華東秩父村　神田花火
虹のスターマイン「あの花」スターマイン（パステル）
虹のスターマイン第1号　紫　晩秋の秩父路に咲く幻想の花
虹のスターマイン第2号　緑　新緑の　春風薫る　秩父路の景
虹のスターマイン第3号　紅　晩秋の秩父路を　深紅に染める　祝の花束
虹のスターマイン第4号　青　秩父路の夜空に映える青雲のきらめき
フィナーレは21:55からの黄金の滝。これが終わって急いで西武秩父駅に戻るつもりだったのですが、若干プログラムの進行が遅れ気味で、21:55の時点で虹のスターマインの第5号「金のスターマイン」がまだ始まっていない状況。もう時間切れ。片付けをしてハープ橋を歩いていると「金のスターマイン」、ベルク付近を歩いていると「黄金の滝」で21:05頃に打止め。西武秩父駅までは、小走り・早足で急いだこともあり22:20頃に到着。結果的に最後まで見てもギリギリ間に合った計算ですが、万一乗り遅れたら目も当てられないので仕方ないことはわかりつつも「金のスターマイン」「黄金の滝」と、いずれも打上げ場所全体から打ち上がり物量もある最も盛り上がるプログラム。これが見られなかったのは悔しくてならない。次回は駅（西武秩父駅または横瀬駅）に近い観覧場所を開拓してリベンジしたいが、帰宅が午前0時を軽く超えてしまうので翌日も会社が休みとなる土曜日となると、次回は11年後の2033年だという驚愕の事実を知るのでした。