花火鑑賞ミートフェス2021in秩父

コロナ禍で気軽に外出もできない、飲みにも行けない昨今、秩父に住んでいる人たちに花火にのせて元気を届けたいという気持ちで、秩父飲食店組合青年部が立ち上げたクラウドファンディング。秩父市役所の駐車場に市内の飲食店が店を展開しミートフェスを開催。「食」を楽しみながら「花火」を鑑賞するというイベントです。　埼玉県の緊急事態宣言発令により、ミートフェスは中止となってしまいましたが、花火は予定どおり開催。当初1,000発とされていた打上数も1,100発に追加されるとのことです。　当初観覧を予定していた秩父市役所駐車場は、事故防止、新型コロナウィルス感染防止の観点から観覧防止措置を取るとのこと。つまりは閉鎖するという意味か。観覧場所をなくした人たちは近くの西武秩父駅前のロータリーに流れそう。かといって西武秩父駅から離れたところで観覧すると帰宅が遅くなる。翌日は出勤なのでなるべく早く帰りたいところでこれもダメ。　そこで考えついたのが西武秩父駅の隣駅「横瀬駅」。横瀬駅は花火打上げ場所の羊山公園を挟んで真向いに位置する。駅前には小さいながら広場があるので、駅舎と花火を組み合わせた写真が撮れそう。駅前なので花火が終了したらすくに帰ることができる。　羊山公園からの花火といえば、毎年12月3日に開催される秩父夜祭花火大会。10号玉の打上げもありますが、ネットで見つけた交通規制案内によると、通行止めは公園の北側にある見晴らしの丘周辺だけであることを考えると、今回は尺玉の打上げはなさそう。それでも打上げ時間と場所を公開しての花火大会は今や大変貴重と言えるでしょう。

打上げ開始時刻の40分前に横瀬駅に到着。駅前には花火目当ての人はなし。列車が到着する前後に、駅前広場に車が数台やってきては列車から降りた家族を乗せて走り去るといった具合。駅前広場の端に三脚を立てて花火打上げを待つ。






19:00、花火打上げ開始。結果からいうと花火の打ち上がる場所を見誤り大失敗。横瀬駅の駅舎のかなり右側、離れた場所から花火が打ち上がるため広角にしないと駅舎と花火を同一フレーム内に収められないのですが、そうするとかなり花火が小さくなってしまう。しかも駅周辺の建物で花火の根元付近が隠れてしまう。さらに向かい風だったのか、花火が打ち上がると途端に煙が充満してしまう。　花火はスターマインを1セット打ち上がると、2～3分の空白があり、次のスターマインへ。打止めは20:00の予定ですが、飯能方面行きの列車の出発時刻は19:59。それを逃すと次は約30分後なので、最終セットのスターマインは片付けをしながら観覧。案の定、煙が充満してよく見えませんでした。これなら大人しく西武秩父駅周辺で観覧しておけばおかったかな…。でも、まぁ、これも経験。次回の秩父夜祭花火大会の観覧につなげたい。